兄弟都市について-その2

前回に引き続き、「元ネタが消滅した兄弟都市」を挙げてみます。

まずは高知県の土佐清水市です。
元ネタの「清水市」は、カツオの町である事、清水次郎長などで、そこそこ名前が売れていました(ちびまる子ちゃんの部隊でもあります)が、平成の大合併にて、静岡市となって消滅してしまいました。

土佐清水市は、交通の便も悪く、地方小都市の例に漏れず、人口減に悩まされており、市でありながら、人口わずかに13000人ほどです。

が、旧清水市現静岡市も、政令指定都市でありながら、人口減に悩まされています。
政令指定都市の最低基準は、人口70-80万人くらいですが、静岡市の人口は、70万を割ってしまい、全国の20政令市の中で最低です。

新潟市や、県庁所在地でない、大阪堺市や神奈川の相模原市よりも下なのです。

原因はいろいろあるのでしょうが、やはり東京にも名古屋にも出やすい立地で、若者が地元に定着しないからでしょうか?

これからの人口減社会を迎えるにあたって、果たして前代未聞の、「政令指定都市から市への格下げ」はあるのでしょうか?

清水市の話題から脇道にそれましたが、滋賀県の近江八幡市も、福岡県八幡市の後でネーミングされ、八幡市の方は、現在はございません。

ただしこちらは、八幡市がなくなったのが、1963年と古いので、すっかり本歌取りの感じですね。

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