ゼンリンのB4住宅地図は、人の住む99%以上の地区をカバーしています。
秘境中の秘境と言われ、人口100人前後の小さな島が続くトカラ列島すら、発行されています。
しかしながら、つい最近まで、東京都でも発行されていない地区がありました。
東京から船便で20時間以上、トカラ列島より不便とも言える小笠原諸島と、定期便もとほとんどない、伊豆諸島の小島です。
都民でも、ほとんど意識したことのないエリアではないでしょうか。
これらの地図は、2017年6月に新規発行です。
まず八丈島は、これまで同島のみで1冊刊行されていたところ、この版より「八丈町・青ヶ島村」のセットになりました。
青ヶ島村は、東京都でありながら、人口の最も少ない村で、200人を割っています。
八丈島から船すら毎日はなく、非常に行きづらい場所です。
そんな小さな島ですが、酒造りは盛んで、「青酎=青ヶ島焼酎」と呼ばれるマニアックなブランドが、複数出ています。当然ながら、生産量は微々たるもので、なかなか手に入りません。当方は、写真の奴を都庁で買ったことがありますが、amazonでも売っているようです。
amazonで青酎を探す。
八丈島については、行ったこともあるのですが、割愛します。
次に、三宅村・御蔵島村 という冊子も発行されました。
三宅島は、2000年の噴火で有名になりましたが、現在は沈静化しているようです。
御蔵島は、これも人口300人の小さな島ですが、イルカと泳げるのが売りで、女性の旅行者が増えているようです。
三宅村・御蔵島村を購入
八丈町・青ヶ島村を購入